2003年設⽴。第1回演奏会は2004年にサンパール荒川において第九を演奏。コンセプト性を持った⾃主公演のほか、ファミリーコンサートや依頼演奏も数多く、これまでに映画「オケ⽼⼈!」出演・劇中⾳楽担当、テレビ朝⽇「仮⾯ライダービルド」出演などを務める。また、岩⼿県釜⽯市での演奏活動が評価され、第2回および第6回ウィーンフィル・サントリー⾳楽復興祈念賞受賞。「かまいしの第九」賛助出演や第10回演奏会(釜⽯市双葉⼩学校)、第14回演奏会(釜⽯市⺠ホールTETTO)、釜⽯⼤槌キャラバン、あんべ光俊「碧き⾵のオーケストラ」釜⽯公演バックバンド、ミュージカル「⼈⽣はガタゴト列⾞に乗って…」(井上マス原作)、⼼の復興ガラコンサートなど継続的な⾳楽活動を⾏っている。 2020年より⽴川を拠点に活動、第九演奏会や◯◯わんぱーく、立川ふれあいこどもまつり、各種依頼演奏などを実施している。
オーケストラは、主に弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)、木管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットなど)、金管楽器(ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバなど)、打楽器(ティンパニ、大太鼓、小太鼓、シンバルなど)などで構成された、大編成の音楽を演奏するための団体です。
最初は、比較的小さな編成から始まりましたが、時代と共にだんだんと楽曲の規模が大きくなり、ベートーヴェンの時代辺りから現在のような形が標準的になりました。更にハープやパイプオルガン、合唱を取り入れるなどの編成や、近年ではサクソフォンなどの比較的歴史の新しい楽器や、電子楽器を加えたりする事もあります。
たくさんの演奏者の前でタクトを振っている指揮者・・・一体、何をやっているのでしょうか?
テンポや音楽の表現、音を出すタイミングや音楽の流れなどを全て取り仕切っているのが指揮者です。指揮者の前には全ての楽器の楽譜が書かれている「スコア(総譜)」があり、指揮者はこの「スコア」を見ながら全ての演奏者に指示を出すのです。
ただ踊っているだけに見えるかもしれませんが、時に激しくオーケストラを盛り上げ、時には優雅にやわらかな動きをして、曲のニュアンスをメンバーに伝えているのです。実は脳も体もかなり忙しく動いているんですね。コンサートでは、そんな指揮者の動きにも注目してみましょう!
テレビではたまに、オーケストラのコンサートの聴衆が正装を着ているような場面がありますが、そんな服を必ず着なければならないかといえば、そうではありません。ドレスコードのあるコンサートが時々ありますが、そういったものを除けば、どんな服を着ていても大丈夫。会社帰りであればスーツなどで構いませんし、休日のコンサートであれば、普段の私服で十分です。ただ、スウェットの上下とか、コンビニにちょっと出かけちゃうような部屋着感覚のものだと、入場を断られる場合がありますのでご注意を・・・。
一番よくあるのが、曲の途中なのに拍手をしてしまって恥ずかしい思いをしてしまうこと。特に多いのが、「組曲」「交響曲」「協奏曲」などの、いくつかの曲(楽章)がまとまって1曲になっているパターン。
楽章ごとに拍手をしたいお気持ちはわかりますが、それはまだ途中ですので、全ての楽章が演奏されるまで、じっくりとお楽しみください。また、曲の途中で音が「ジャン!」と終わったように感じる曲がたまにあります。ちょっと判断つかないですよね?そんな時は指揮者がちょっと肩の力を抜いて、タクトを下ろしたかどうかで判断してください。
ときどき演奏が終了した瞬間に、観客の誰かが「ブラボー!」と叫んでいる事があります。「ブラボー(bravo)」はイタリア語で「素晴らしい」を意味し、観客は演奏者に「素晴らしい!」という賞賛を贈ったのです。お聴きになった演奏が素晴らしいと思ったら、大きな声で「ブラボー!」と叫んであげてください。楽団員は結構そういうの、喜びます。
ただし、早すぎるブラボーは、「フライング・ブラボー」と呼ばれ、軽蔑される行為なんだとか・・・。オーケストラの演奏には、「演奏が終わって、ホール全体に余韻が響き渡った後を曲の終わり」という考え方があり、余韻を楽しみたい観客の方もいらっしゃいます。ブラボーのマナーとしては、拍手と同じように、必ず指揮者がタクトを下ろした時にしてください。